Rubyの開発環境を準備するにあたってバージョンごとに管理できる rbenv がよさそうだったので使ってみることにしました。
事前準備
Homebrewのインストールが必要です。
Homebrewのインストールと設定
各パッケージのインストール
opensslのインストール
通信でhttps(暗号化)を使用するgemやgitのために必要。
$ brew install openssl
readlineのインストール
irbを使うために必要。Rubyをインストールする前にreadlineをインストールしていないと日本語入力ができなかったりします。忘れてたらRubyをアンインストールしてreadlineをインストール後にやり直しましょう。
$ brew install readline
gitのインストール
Homebrewのアップデートに使う。他にも色々。
$ brew install git
ruby-buildのインストール
rbenvで様々なバージョンのrubyをビルド・管理するために必要(その機能)
$ brew install ruby-build
rbenvのインストール
様々なバージョンのRubyをビルド・管理するために必要。
$ brew install rbenv
ログイン時にrbenvの初期化処理をするようにする
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
.bash_profileの再読み込み(ターミナルの再起動でも同じ)
$ SOURCE .bash_profile
Homebrewでインストールしたパッケージの確認
$ brew list
autoconf git openssl pkg-config rbenv readline ruby-build
インストールした覚えのない autoconf と pkg-config が入ってますが、これは ruby-build と一緒にインストールされるパッケージです。
$ brew install ruby-build
==> Installing dependencies for ruby-build: autoconf, pkg-config
Rubyのインストール
Rubyのバージョン一覧を確認
$ rbenv install -l
バージョンを指定してインストール
$ rbenv install 2.1.0
標準で使うバージョンに切り替える
$ rbenv global 2.1.0
切り替わったか確認する
$ ruby -v
Gemの更新とインストール
RubyをインストールするとGemも入ってますが古い場合があるので更新します。
$ gem -v
2.2.2
$ gem update --system
...
$ gem -v
2.4.5
Ruby環境を汚したくないので Gem は bundler で管理することにします。そのため、最低限のGemだけインストールしておきます。
まずは bundler をインストール。
$ gem install bundler
Fetching: bundler-1.7.9.gem (100%)
Successfully installed bundler-1.7.9
Parsing documentation for bundler-1.7.9
Installing ri documentation for bundler-1.7.9
1 gem installed
irb の強化版である pry も特にバージョンを使い分ける必要がないのでRuby環境に入れておきます。
$ gem install pry
Done installing documentation for method_source, slop, coderay, pry after 4 seconds
4 gems installed
関連記事
rbenvのよく使うコマンドまとめ - TASK NOTESrbenvのあまり使わないコマンドまとめ - TASK NOTES
【Ruby】bundlerの使い方 (Gem管理) - TASK NOTES