【AWS】Amazon Redshift のクラスターに接続するツールについて(SQL Workbench/J、Intellij IDEA)

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Amazon Redshift を使用する際にクラスターに接続するツールである SQL Workbench/J と Intellij IDEA について試してみましたので接続方法をまとめておきます。psql を使った接続については  コチラ に書いてあります。

SQL Workbench/J

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 SQL Workbench/J を使用するクラスターに接続する - Amazon Redshift

インストール

インストールは  SQL Workbench/J からパッケージをダウンロードするか、 Homebrew-cask を使用してインストールします。

$ brew cask install sqlworkbenchj
==> Caveats
sqlworkbenchj requires Java. You can install the latest version with
  brew cask install java

==> Downloading http://www.sql-workbench.net/Workbench-Build117-MacJava7.tgz
######################################################################## 100.0%
==> Symlinking App 'SQLWorkbenchJ.app' to '/Users/tasukujp/Applications/SQLWorkbenchJ.app'
🍺  sqlworkbenchj staged at '/opt/homebrew-cask/Caskroom/sqlworkbenchj/117' (53 files, 7.7M)

上記のメッセージにも表示されてるように SQL Workbench/J には JRE も必要なので、こちらも Java7 以降のバージョンでインストールします。

$ brew cask install java

JDBCドライバーとJDBC URLの取得

JDBC ドライバーは推奨されている Amazon Redshift JDBC ドライバー を使用します。 JDBC 接続を設定する - Amazon Redshift からダウンロードしてください。

$ curl -O https://s3.amazonaws.com/redshift-downloads/drivers/RedshiftJDBC41-1.1.2.0002.jar

PostgreSQL の JDBC ドライバーを使用したい場合は  PostgreSQL JDBC Download からダウンロード可能です。

JDBC URL は Redshift の管理画面から取得できます。

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起動

インストールができたら SQLWorkbenchJ.app を起動します。初めての場合は接続設定の画面が開きますので、左下の Manage Drivers をクリックしてください。

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左上の新規作成ボタンをクリックして、名前を入力します。次にフォルダアイコンをクリックしてからダウンロードしたJDBCを選択して追加してください。

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Driver には先程追加した Amazon Redshift JDBC Driver を選択します。URL には JDBC URL を入力して下さい。後は Username と Password を入力したら完了です。

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接続が成功したら画面右上に以下のようなメッセージが表示されます。

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接続テスト

SQLselect * from information_schema.tables;を実行して接続テストをしましょう。

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実行されたら成功です。

Intellij IDEA(有償版:Database Tools)

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Java の IDE である Intellij IDEA の Database Tools を使用して Redshift クラスターに接続することができました。こちらは有償版になりますが、使用できる方であれば SQL Workbench/J よりよさそうです。

画面右端の Database か「View -> Tool Windows -> Database」を開いて Data Source の追加を行ないます。

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Database タブ内の必要な情報を入力していきます。Host には Redshift 管理画面内の Endpoint からポートを除いてコピーしてください。そうするとJDBCドライバーが無い場合、下にエラーメッセージが表示されます。Driver files から Download をクリックしてください。

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※上記キャプチャのポート番号が5432になってますが5439の間違いです。

エラーが消えたら Test Connection をクリックして正常に接続できるか確認します。

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SQLを実行して確認してみます。

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Amazon Redshift JDBC ドライバー使用

SQL Workbench/J と同じく Amazon Redshift JDBC Driver を使用して接続してみます。Database Driver を追加するところから初めて下さい。

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まずは Driver files に JDBC ドライバーを追加する必要があります。⌘ + n でダイアログが開きますので、 JDBC 接続を設定する - Amazon Redshift からダウンロードしたドライバーを追加してください。追加できたら Class name も選択できるようになるので、他の項目と合わせて修正します。

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PostgreSQLと同じ手順で Data Source を追加してください。

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SQLを実行して確認してみます。

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以上で完了です。

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